精神疾患(うつ病/双極性障害/統合失調症etc)の障害年金を専門にしていることから、
「精神障害の初診日はいつになるか?」をよく聞かれたり、こちらから聞いたりします。
その際、いずれの場合も、以下のように伺うことにしています。
「メンタルの不調で、はじめてかかった病院の初診日はいつですか?」
この質問のポイントは、「メンタルの不調」と「はじめてかかった病院」です。
つまり、病院は精神科や心療内科でなくともよいことを意味しています。
もっと言えば、診療科は問わないことを意味します。
いきなり精神科を受診することは少ない
メンタル不調からくる症状は様々です。
からだにくる場合もあれば、精神にくる場合もあります。
そのどちらにもくることも往々にしてあります。
例えば、不眠、食欲不振からはじまり、そのうち吐き気や頭痛などの症状が出現することがあります。
こういったとき、まずかかる医者は、かかりつけ医(ホームドクター)ではないでしょうか?
(はっきりと、ストレスの要因がわかってる場合などを除いて)
その後、かかりつけ医の内科でしばらく診療しても、一向に症状が改善しません。
このような場合、「どうやら内科で治療できる範囲ではない」と、精神科を紹介され、転院となります。
初診日は「内科」と「精神科」いずれか?
先述のような経過をたどった場合(内科から精神科を紹介)、
初診日は「内科」でしょうか?はたまた「精神科」でしょうか?
正解は、「内科」です。
理由は、冒頭で述べたように、 「メンタルの不調で、はじめてかかった病院」は、内科だからです。
はじめはメンタルと思はなくても、後々振り返ればメンタル原因だったという場合も同様です。
したがって、障害年金請求の必須書類である受診状況等証明書(初診の証明書)は内科で取ることになります。
なお、もし精神科を初診日として年金を請求しても、「内科」の方を初診として、やり直してくださいと言われると思います。
以上のように、精神の障害年金の初診日を検討する上では、
・内科など精神科以外の診療科でもよいこと
・紹介状があれば、間違いなく、紹介元が初診日の病院となること
を念頭に、 「メンタルの不調で、はじめてかかった病院」を確定していきましょう。


